「サイトの幅は800px未満に」をお読みいただいて感づかれた方もいらっしゃると思いますが、私はサイトの幅を800pxの範囲内で「固定」しています。
「width」を利用してHTMLやCSSに記載することで幅を指定することができますが、この方法には「○○px」と固定するものと、「○○%」と変動させるものの2種類があります。ユーザビリティを意識した場合、一般的には幅を「%」で変動させることが望ましいとされているようですが、変動させることによるデメリットも存在します。
それは、「1行に表示される文字数の変動」です。
例えば、470pxの範囲内で40文字表示されるテキストがあったとします。この範囲が変動幅によって広がることで、1行あたりが60文字、さらに広がれば100文字なんて状態になることも考えられます。
あまりに1行に表示される文字数が多いと、目を広範囲に動かさなければならず、とても読みづらくなってしまいます。
最近(2005/7/11現在)では縦横の比率が「16:9」という「ワイド画面」を使ったパソコンも販売されるようになりました。このようなディスプレイで幅を「100%」などとした場合は、かなり読みづらくなってしまいます。
以上の理由から、私はサイトの幅を固定していますが、変動幅をまるっきり否定しているわけではありません。フォントサイズとのバランスやレイアウトなどを工夫することで、幅が広がった場合でも読みやすいサイトを作ることは可能であると考えます。
ただ、ひとつ言えることは「自分が見やすいサイト」を作るのではなく、「訪問者にとって見やすいサイト」を作ることが心掛けるということです。幅を固定するにせよ変動させるにせよ、訪問者の側に立って考えることがユーザビリティの基本です。

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